どうして首にイボができるの?その原因とは

イボの中でも目立ちやすく、かつできやすいのが首イボです。単なる加齢によって首イボができるとだけ考えていると、その他の原因を見落としてしまうかもしれません。そこで、首イボがどうしてできやすいのかをこのタイミングで考えてみましょう。

首イボと原因

アクセサリー

アクセサリー
首は何かと摩擦の多い箇所です。アクセサリーを身に着けていたり、洋服の着用により擦れてしまったりと、様々な刺激が首元には存在します。数回なら大したことがなくても、これらは毎日着用するものですし、特に洋服を一日中全く着用しない方はいないでしょう。こうしたちょっとしたダメージが徐々に徐々に蓄積していき、最終的に首イボを作り出す原因になりやすいのです。これまでは大丈夫だった方でも、加齢によりターンオーバーが乱れることによって摩擦に弱くなってしまい、結果的に首イボが発生することはままあります。

スキンケアを怠っている

スキンケア
スキンケアというと、顔周りのスキンケアだけを行っている方もいるかもしれません。しかし、首元は先程説明したように何かと荒れやすい箇所なので、顔と同様にしっかりと保湿などのスキンケアを施してあげることが大切なのです。手持ちの化粧水などをもったいぶらずにしっかりと首にも使うことで、摩擦から首を守ることを心がけましょう。また、首は紫外線を受けやすいことも事実です。帽子を被っていても後ろからの紫外線は防げませんし、その意味でもスキンケアと紫外線対策は重要なのです。

このように、首イボは首周りのスキンケアを怠っていたり、僅かな摩擦が蓄積していって生じることも多いのです。事前に防ぐためにはやはり毎日のスキンケアを欠かさないことが大切なので、忘れずに行いましょう。

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首イボができる原因とは?できたらどうするか

首にイボができる原因は一般的には加齢によるものと考えられていて、男女とも30歳過ぎから増加する傾向があります。年齢と発生率は比例関係にあり更年期を過ぎた女性にもよく見られると言われています。老化が進行し、新陳代謝が悪くなると、日々蓄積された肌へのダメージが回復せず、それらが盛り上がってイボになるのです。

ダメージとは、こすれや日常生活で浴びる紫外線などです。とくに日差しが当たりやすい箇所にイボができやすい傾向があり、紫外線からの肌ダメージは大きいと考えられています。首にできるイボは衣服や下着などの肌こすれによる刺激も大きいと考えられていて、首と胸の境目にはイボが発生しやすいことからも関連性があると考えられます。また肌の乾燥も間接的な原因で、乾燥すると摩擦力が高まり、肌ダメージはより高くなると考えられます。

これとは別に、まれに小さな傷からウイルスが入り込んで感染し、それが原因でイボができることもあります。このときできるイボは良性腫瘍のことがあり、自然治癒することもありますが、悪性のときもありますので注意が必要です。その場合なかなか治らず、当初小さいサイズのイボだったものが徐々に大きく肥大化、表面が角化し硬くなります。その場合は触らず医療機関に診てもらいましょう。触ってイボを刺激し、内部ウイルスが周囲に広がり悪化することがあります。

またイボに触れやすい肌着などの衛生状態にも充分注意する必要があります。またタオルなど家族などと共用するものの使用にも神経質になったほうが良いと考えられます。現在、イボは治療目的の塗り薬・貼り薬・経口薬などが簡単に手に入りますから、それらを利用するのもいいと考えます。しかし急に大きくなった、あるいは色がおかしいなど、気になることがあったら皮膚科などの医療機関の受診をおすすめします。